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９月２０、２１日に国立競技場にて嵐のライブ「嵐（アラ）フェス」が行われ、２日間で１４万人を動員し、大盛況だったようです。
国立競技場でのライブは、５年連続なんだそうです。

この国立競技場でのライブ、近隣住民には迷惑な面もあったようです。


国立競技場は、屋根のない施設のため、ライブ中の音が会場外へ漏れたりします。
近隣住民の人たちには、生活に支障がでるほどの音ではないみたいなんですが、音よりも迷惑なのは、会場から漏れる音を聞いて楽しもうとするファンなんだそうです。

国立競技場のある千駄ヶ谷周辺は、少し道を入れば、住宅やアパレル関連の事務所などが軒を連ねており、近くのアパレル会社に勤務する男性からは・・
「土日とか休日に開かれてた時には、あまり気にならなかったけど、今回は木・金の平日。平日にこれだけ会場周辺に人が溜まられると、さすがに迷惑です。コンビニ行くのだって信じられないぐらい並ぶし」と。

会場近くに住む主婦からは・・
「夕方に犬を連れて散歩してたら、小さい子供を連れた嵐ファンの女の人が走って移動してて、うちの犬とぶつかりそうになり、とっさに犬が吠えたんです。そしたらその女の人が『こんなとこで散歩しないでよ！』とイチャモンをつけてきたんです。
こっちは、いつもの散歩コースを歩いてるだけなのに・・」

さらに主婦からは・・
「嵐のファンて子供連れが多いイメージがあります。私も嵐が好きだからコンサートをやるのは全然かまわないんですけど、朝から小さい子供を連れて会場周辺をウロウロするのはどうかなと思いますね。
子供は疲れるだろうし、雨でびしょ濡れになってる姿を見るのもかわいそう。チケットを持ってる人だけが、時間になったら会場に来ればいいと思います」と。

この主婦の人は、親の趣味のために一日中振り回される子供がかわいそうに思えたんでしょう。


ライブ当日に会場で販売されるグッズを買うために、前日深夜から並ぶファンが数千人もいるそうです。

ライブのあった２１日は、ゲリラ豪雨が襲い、グッズを買うために並んでいたファンで傘のない人たちは、ただただ濡れるばかりだったそうです。


今年の５月には、同じ国立競技場でラルクアンシエルのライブがあったそうです。
会場近くで働く男性は・・
「ラルクの時には、こんな風に朝から来る人はほとんどいませんでした。
それだけファンのマナーが良かったんでしょうね。
やっぱり、平日に朝から人がわんさか来たり、チケット持ってない人まで集まるようなことはやめてほしいです」
と。


国立競技場は、２０１４年から改修工事に入るようです。
今回、近隣住民から不満の声が出た嵐のライブ。
来年も行われる予定みたいです。


嵐ファンの質が、いま問われています。